岐阜での研修で、一番心の残った一言です。
「作り上手の売り上手」にならなければならない。
今までの農家は、作り上手で止まっていましたが、これからは売り上手にならなくては。
かえって新規就農した方のほうが売り上手な方が多いように思います。
見習うべきところは見習わなくては。
研修生と昼食をとりその後のいろんな話をするのですが、今日は社長にわざと今までの私の考えと違うことをこれからやっていってはどうかと提案してみました。
社長の考えを聞いてみたかったのです。研修生にもいい勉強になるかなという思いもあって。
社長は最近いろいろなことを考えているようで、専務の意地悪な質問の効果も出てきたのかもしれませんが、自分の考えをはっきり話してくれるようになりました。
これってすごいことなんです。
社長はきちんとした考えを持っていてもなかなか人前でそれを話すことが少なかったのです。こうして少しずつ自分の意見をまとめて話すことができるようになってくれば、いつ何時取材の方がお見えになってもきっとすらすらとお話ができるようになるのではないかと・・・専務は考えているのですが・・・。
売り上手になるためには、社内の人間にも、生活者の皆さんにも、皆さんに向けて自社の取り組みや思いを語っていかなければなりません。専務の私ももちろん努力をしますが、私がお話をするより、社長自らが話すほうが何倍も説得力があるのです。
もっと売り上手になるために、頑張ってもらわなくてはなりません。
もちろん私もそれ以上に頑張らなくてはなりませんが。
・・・最近思うのですが、ちょっと意地悪でしょうか?
・・・社長・・・取材のお話お断りしないで快く引き受けてくださいよ…。